週末行ってみない?秋田県南パワースポット旅!

おうち時間が増えている今日この頃。みなさんうまくリフレッシュできていますか?今回ご紹介するのは秋田県南エリアのパワースポットです。日々の疲れを癒す旅、心の栄養を補う旅に出掛けてみてはいかがでしょうか。

歴史的パワースポット!払田柵跡

払田柵は9世紀前半に築かれ、10世紀後半まで維持されたと推測されています

払田柵は9世紀前半に築かれ、10世紀後半まで維持されたと推測されています

大仙市と美郷町を結ぶ県道50号を通ると見える、大きな柵。ここは「払田柵跡(ほったのさくあと)」という日本の古代城柵遺跡です。国の史跡に指定されていますが文献資料にその名がないため、通称「幻の柵」とも呼ばれています。柵周辺には自然が広がり、公園の広場のようです。

平安時代に造られたとされる古代城柵の復元

平安時代に造られたとされる古代城柵の復元。都の人々や蝦夷(えみし)と呼ばれた人々が住んでいたようです

遺跡が発見され調査が進められると、払田柵は軍事施設と行政施設の役割を果たしていたと考えられるようになりました。現在でいうと、役所や自衛隊といった施設があった場所かもしれない...ということになりますね。また、日本における木簡(もっかん)※研究の先駆けとなった遺跡として知られています。
※木簡:古代の東アジアで墨で文字を書くために使われた、短冊状の細長い木の板のこと。

一見、ただの木造の橋に見えますが...

一見、ただの木造の橋に見えますが...

大きな柵をくぐると、木造の橋が見えてきます。この橋は発掘調査の成果をもとに、古建築の工法を取り入れて復元したもの。

復元されているものの、地中に埋まる部分は当時のまま

復元されているものの、地中に埋まる部分は当時のまま

根元部分などの遺構が現在も地中に埋蔵されているため、地下に影響を与えないような工法で施工されたそうです。確かにこの橋の構造、あまり見たことない気がします。

南門の横には防御の役割を果たしていた石の壁「石塁」がありました

払田柵跡には東西南北に門があります。南門の横には防御の役割を果たしていた石の壁「石塁」がありました

役所があったとされる「正殿」

役所があったとされる「正殿」

南門を入ると階段があり、当時重要な政庁(役所)があったとされる場所に辿り着きます。現在は大きな建築物はありませんが、軍事施設としての役割もあったことから眺めがすごくいいんです。

高台になっているため東西南北すべて眺めることができます!

高台になっているため東西南北すべて眺めることができます!

まさに、パワースポットに来た!という感覚がしてくる場所です。天気がいいと、奥羽山脈や鳥海山も眺めることができる絶景スポットなので、とても癒されます。ビルや電線などさえぎるものが一切ない環境...「明日からまた頑張るぞぉ~!」と大きな声で叫びたくなるのは筆者だけでしょうか?(笑)

払田の柵総合案内所(9:00~16:00まで営業)

払田の柵総合案内所(9:00~16:00まで営業)

払田柵跡の隣には、歴史的な文献や実際の出土品を展示している「総合案内所」が設置されています。払田柵跡をもっと知りたい!という方はこちらで歴史を学んでみてはいかがでしょうか。

取材は11月中旬。季節によって違った景色が楽しめそうです

取材は11月中旬。季節によって違った景色が楽しめそうです

一見、大きな柵があるだけに見える払田柵跡。しかし「昔、ここで生きていた人がいた」ということを体感しながら散策していると、エネルギーが満ち溢れている場所だということに気づきます。払田柵跡は、歴史の"深み"を感じられるパワースポットなのでした。

DATA

施設名
【払田柵跡】
住所
大仙市払田
駐車場
25台
問い合わせ
0187-69-2397(払田柵総合案内所)
公式HP
http://daisenkankou.com/near/国指定史跡「払田柵跡」ほったのさくあと)